スパイスや精油の働きや注意点をマスターしたら、実際に生活の中に取り入れてみましょう。
アロマテラピーといわれるととても難しいイメージがありますが、その癒し効果やリラックス効果が注目されていることから、アロマフューザーなど簡単にアロマテラピーを楽しめる物も手に入れやすくなりました。
芳香浴で楽しむ
精油の最もポピュラーな楽しみ方です。
キャンドルの熱で精油を温めて蒸気と一緒に香りを広げる「オイルウォーマー」や電球の熱で香りを拡散する「アロマライト」などを利用して部屋の中に香りを漂わせる方法の他、ハンカチやティッシュに垂らして鼻から吸入する方法もあります。
アロマバスで楽しむ
お風呂に精油を垂らして広がる香りを楽しんだり、フットバス、ハンドバスなど部分的に温める際にも精油を使うとリラックス効果と芳香浴の相乗効果が期待できます。
また、バスソルトやバスフィズなどのバスグッズやコスメティックも精油を使って作る事ができます。
手当やマッサージで身体を癒す
疲れ目や肩こりなどがひどい時には精油を利用して温湿布をしたり、日焼けや炎症などには冷湿布をします。
またベースオイル、キャリアオイルと呼ばれる油を利用して精油を希釈し、身体をマッサージすることで、さらなる効果が期待できます。
■Lesson8-2 まとめ■
- 芳香浴・・・精油の最もポピュラーな楽しみ方で、オイルウォーマーやアロマライトなどを利用して部屋の中に香りを漂わせる方法や、ハンカチやティッシュに垂らして鼻から吸入する方法などがある。
- アロマバス・・・お風呂やフットバスなどに精油を利用するとリラックス効果と芳香浴の相乗効果が期待できる。また、バスソルトやバスフィズなどのバスグッズやコスメティックも精油を使って手作りすることができる。
- 手当やマッサージ・・・疲れ目や肩こりには精油を利用して温湿布や、日焼けや炎症などには冷湿布として利用できる。またキャリアオイルとで精油を希釈し身体をマッサージすることでも様々な効果が期待できる。